〜紅茶の本〜

 先日、私の心のオアシス・元町図書館で見かけて借りた本です。
 
「あぁ、自分のためにある本だ」
 
たいがい、こう思う幸せ物なのです。
 
実際、読んでいる間の2日間は、幸せで、
なるほど!の連続でした。


 
紅茶の本ですが、入れ方やレシピは載っていません。
内容からして、紅茶の歴史や文化的背景に関心がある
人への入門書のようだと思いました。


 
あるいは、ふりがなを多用している様子から、
中学生あたり向けの本なのかと思いましたが、
この前読んだ、石原慎太郎 著 「法華経を生きる」
という幻冬舎から出版された文庫本を読んだら、
ふりがながびっしりだったので、
ふりがなの多さからは判断できないと思いました。
 
「紅茶が動かした世界の話」
千野境子(ちのけいこ)著 国土社 発行
2011年2月20日初版
 
目次より
・プロローグ
第1章 紅茶のルーツをさぐる
ふたつのティーロード
お茶の発祥はどこに?
紅茶の木と緑茶の木?
紅茶王国インド
紅茶と玉露、二人の名人
 
第2章 紅茶の流行の始まり
紅茶をひろめたオランダ人
ヨーロッパ列強の幕開け
オランダ東インド会社
ティを楽しむ貴婦人たち
 
第3章 紅茶が動かした大英帝国
イギリス東インド会社の誕生
アンボイナの殺戮
ニューヨークの誕生
はじめて販売されたお茶
王室のご成婚と紅茶ブーム
インドで茶樹を栽培する
紅茶で始まったアヘン戦争
 
第4章 アメリカ人の紅茶
植民地建設の始まり
ボストン茶会事件
アメリカ独立戦争へ
ティーバッグの発明
「ティーパーティー」の復活
 
第5章 ワカマツ・ティー・コロニー
そのころ、日本では
明治維新と会津藩
新天地、カリフォルニアへ
ワカマツコロニーの苦闘
コロニーの終息とおけい
日本とアメリカをむすんで
 
第6章 ニッポン紅茶の生まれるまで
殖産興業と茶業
紅茶のパイオニア・多田元吉(ただもときち)
インド・ダージリン奮闘記
そしていま、日本の紅茶は
 
エピローグ「三杯のお茶」
 
〈巻末資料〉
引用・参考文献
年表(紅茶と世界の動き)
 
1冊の本からいろいろな本や
紅茶がつながってきてドデンしました。
 
第2章あたりでは、1600年代の
航海の様子が出てきますが、
これは、今読んでいるその当時の海賊の
本と同じ時代でした。
 
そして、第5章にでてくる
オランダともプロシア(プロイセン)出身とも
言われる謎の武器商人、ヘンリー・シュネル(スネル)。
このシュネルは、幕末の戊辰戦争で敗れた会津藩士を連れて、
カリフォルニアに移住して、そこで茶の栽培をはじめます。
 
このスネルは、司馬遼太郎の「峠」という
幕末の越後長岡藩士・河井継之助(かわいつぎのすけ)を
主人公にした小説に登場する武器商人、エドワルド・スネルの
兄でした。
 
それから、同じ章にでてくる、アメリカ初代駐日総領事、
タウンゼント・ハリスは、今読んでいる手塚治虫 著
「陽だまりの樹」にでてきたような気がします。
(未確認です)
 
また、第6章にでてくるインド・ダージリンの茶園は、
先日、お客様から頂戴した紅茶の茶園でした。
マカイバリ茶園といい、1859年(安政6!)創業だそうです。
 
そして、最後の参考文献。
私にとって、参考文献は宝箱をあけたような気分になります(笑)
 
引用・参考文献 ※日本語の文献のみ載せますのご了承ください。
 
「茶の世界史」角山栄 著 中央公論社(中公新書)
「茶業開化」川口国昭 著 全貌社
「一杯の紅茶の世界史」磯淵 猛 著 文藝春秋(文春新書)
「年表 茶の世界史」松崎芳郎 編著 八坂書房
「アメリカ素描」司馬遼太郎 著 読売新聞社
「東インド会社とアジアの海」羽田正 著 興亡の世界史15 講談社
「ニューヨーク」猿谷要 著 文藝春秋
「甘さと権力」ミンツ 著 川北稔 和田光弘 訳 平凡社
「大英帝国という経験」井野瀬久美惠 著 興亡の世界史16 講談社
「アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書」
バーダマン 村田薫 編 ジャパンブック
「日本滞在記」ハリス 著 坂田精一 訳 岩波書店(岩波文庫)
「江戸参府旅行日記」ケンペル 著 斎藤信 訳 平凡社(東洋文庫)
「回想の明治維新」メーチニコフ著 渡辺雅司 訳 岩波書店(岩波文庫)
「明治建設」木村毅 著 恒文社
「日本人の足跡」1,3 産経新聞社
「概説 アメリカ史」有賀貞 大下尚一 編 有斐閣(有斐閣選書)
「若松コロニーの跡を尋ねて」山本一洋 著
「イギリスと日本」マクファーレン 著 船曳建夫 監訳 新曜社
「英国紅茶の話」出口保夫 著 東京書籍 (東書選書)
「紅茶」田中蓉子 著 日本紅茶協会協力 西東社
「茶の文化史」村井康彦 著 岩波書店(岩波新書)
 
著者 千野境子(ちのけいこ)さん
横浜に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業。
1967年産経新聞社入社。マニラ特派員、
ニューヨーク支局長、女性初の外信部長、
論説委員長などを経て現在特別記者兼論説委員。
東南アジア報道で1997年度ボーン上田記念国際記者賞受賞。
主な著書に「アメリカ風だより」(国土社)、
「明石 康 国連に生きる」(新潮社)、
「ペルー遥かな道〜フジモリ大統領の母」(中央公論社)
「アジア目撃」「世界は日本・アジアをどう伝えているか」
(共に連合出版)、
「大阪の扉」(産経新聞社)など
日米文化教育交流会議(カルコン)日本側委員。

 
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